多摩市卓球連盟40周年
卓球連盟発足のきっかけは、多摩町体育会から多摩市体育会の開催する卓球大会に参加した人々、
そして卓球講習会に参加した数人が集まり昭和47年6月に「多摩卓球クラブ」が約25名の参加者で
作られたそうで、その後初代会長を務められた坂下肇氏の「百草卓美会」と共に多摩市の卓球界を
統括する組織にすべく志をもって活動を始められ、ようやく多摩市卓球連盟が創設されたとお聞きしております。
その10年後の昭和58年には多摩市総合体育館が完成し、オープニングセレモニーとして
「日中交歓卓球大会・東京多摩市大会」が開催されました。これだけの規模の大会を、地域の卓球連盟が中心となって
開催できたことは、全国でも例を見ない取り組みだったと思います。
また、「市民卓球大会」、「市長杯・議長杯争奪卓球大会」、「卓球選手権大会(オープン)」などは
40年以上続いております。中でも「オープン大会」は、最近では800人前後の参加者を迎え、盛大に開催できるようになりました。
卓球連盟40周年に当たり、平成25年9月、多摩市立総合体育館事業に於いて記念事業を行いました。
元全日本ナショナルチーム女子監督の近藤欽司先生、早稲田大学から現役選手2名、日本卓球株式会社から2名、計5名の方々を
講師として広く卓球人に呼びかけ「卓球の楽しさ難しさ」についてご教示頂き、有意義な卓球講習会となりました。
続いて、京王プラザホテル多摩で行いました40周年記念式典・祝賀会には、多摩市長、多摩市議会議長、
一般財団法人多摩市体育協会代表理事会長、東京都卓球連盟役員、市町村卓球連盟役員、他20名以上の来賓の方々をお迎えし、
連盟会員を合わせると約100名の方々で盛大に挙行することができました。
さらに、長谷川名誉会長、高瀬顧問には卓球の普及発展に多大な貢献をされたご功績に対して感謝状を、
またラッキークラブの田中夫妻には青少年の指導・育成に尽力されたご功績に対して功労賞を、当卓球連盟から贈呈いたしました。
これからも良き先輩、相談役としてご指導、ご支援を頂きたいと願っております。
近年は、卓球競技の目的も次第に多様化してきました。技術の向上は勿論、底辺の拡大、生涯スポーツ等々、
様々な選択肢の要求にどのように関わっていくのか、今後の当卓球連盟の大きな課題だと考えています。
是非皆様方のご協力を切望する次第です。